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皮膚免疫の鍵はランゲルハンス細胞
ランゲルハンス細胞は表皮に点在し、全体の2~3%あるといわれています。ランゲルハンス細胞がなぜ重要かといいますと、それはこのランゲルハンス細胞は脳につながっていて、ヒフで起きたことを脳に伝えているからです。
外気に接している表皮はいろいろなことが起きやすい場所です。傷ついたり、ウイルスや細菌が侵入したりします。ヒフの表面に点在しているランゲルハンス細胞が、ヒフで起きたことを脳に連絡すると脳はそれに対応する指令を出します。傷つけばそれを直す指令を、ウイルスなどの侵入を受ければ退治する指令を免疫細胞に出して私たちの体を守るのです。いってみれば、脳は司令官。ランゲルハンス細胞は見張り役(ガードマン)です。
この仕組みを「自然治癒力」、免疫系といいます。免疫系の中でランゲルハンス細胞は見張り役として非常に重要な働きを担っているのですが、ランゲルハンス細胞が正常に働かなくなると、自然免疫は機能しなくなるのです。
美肌も健康な自然免疫によって維持されています。大事なランゲルハンス細胞が正常に働かなくなると、情報が脳に伝えられず、いろいろな弊害が起きるのです。その一つがトラブル肌です。
ランゲルハンス細胞を痛める石油系 界面活性剤
ランゲルハンス細胞が正常に働いていれば、外部からの侵入者を感知し、司令塔である脳に報告し、脳は侵入者を退治する手立てを免疫系統に指令します。この一連の流れを免疫系といって、いま医学界でも注目されています。肌免疫においてランゲルハンス細胞は見張り役として重要な役割を担っていますが、ランゲルハンス細胞が正常に働かなくなったとき様々な症状が現れるのです。
ランゲルハンス細胞はどういった時に正常に働くなるのでしょうか?
いくつかの原因が考えられますが、なかでも化粧品に配合されている界面活性剤が大きな原因です。とくに石油系の界面活性剤は皮膚への浸透力が強く、しかも台所洗剤(石油系の界面活性剤の代表的商品)を見ても分かるとおり脂を溶かす性質があります。
皮膚バリアが失われた状態とは?
皮膚バリアの一番外側にあるのは皮脂と肌の常在菌ですが、これらは色々な原因で失われてしまいます。主な原因は、洗顔フォーム、クレンジング剤などの洗浄力が強すぎて皮脂を落としてしまう洗顔にあります。 こすったり、油取り紙等で皮脂を吸着させたりしても失われます。
一般に市販されているクレンジング剤の中には、石油系の洗浄力の強い界面活性剤が使用されています。それが皮膚バリア(皮脂と皮膚の常在菌)を溶かしてしまうのです。
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